IT企業からメーカーに転職。今は事務

IT企業から医療器械メーカーに転職後、事務に転職した私の日記

*

メーカーから病院の事務に転職した理由

   

WEBデザイナーからメーカーに転職して、さらに医療事務、病院の事務に転職しました。
それぞれ転職には理由がありますので書こうと思います。

そもそもWEBデザイナーになった理由

大学では機械工学を専攻していたが、サークルでパソコンを利用したデザインを勉強し、
大学2回生の時にデザイン事務所でアルバイトをしたときからこのWEBデザイン業界に入ることになった。

アルバイトをしていた頃は、ホームページもよく売れて、ライバルも少なくてお給料もバイトにしてはかなりもらっていて、デザインなども認められて、仕事が毎日楽しかった。

でも業界は段々厳しくなり、売れなくなってきた。
そもそもホームページなんて自分で作ろうと思えば作れるので、人に数十万払ってまで作ってもらおうとは思わなくなってきた。
作業とデザインの対価が過大だったことが世間的にばれてきた。

楽天やライブドアブログなどが急激に利用者が増えてきた頃

WEBデザイン業者に頼むとブログやショッピングサイト構築には30万~50万ぐらい必要なものがIDを作るだけで簡単に作れるし、楽天はポイント制度を利用する利用者が莫大に増えたせいで自社ショッピングサイトを作るという需要が薄れてきてしまった。
自社ショッピングサイトでは商品が売れない!

その中でさらに将来への不安が強くなってくる。
22歳から26歳ぐらいにかけてデザイナーをしていた。
小手先の技術は得たけど、このデザイナーという職業をしながら30歳を迎える自身が無かった。
小さい会社のWEBデザイナーというのは、給料も低いし、ホームページが売れなければもちろんボーナスもでない。
うまく売れて業績があがったときにお金がもらえてやったーというよりも、もっと安定がある仕事に就いたほうがいいのではないか。
退職金がないのはあまりにも辛いのではないか。

もっと給料がいい、社会的な仕事がしたい!

WEBデザイナーからメーカーに転職した理由

メーカーは憧れていた職業。
いろいろな医療機械メーカーの面接に行き、やっと合格できた。
就職できたときは、弟や親からすごいねって言われた。
弟はメーカーに就職できず、大手保険会社の子会社で働いておりメーカーで働ける私をうらやましいといっていた。

給料の額面もすごくいい。今までもらったことのない金額を提示された。
中途で営業経験がないのに、研修期間からもう年収450万以上のお知らせが届く。
これはみんな辞めないわけだ、メーカーというのは退職金もいっぱいもらえるし、ボーナスもいっぱいもらえる。
平均勤続年数が高い、長く働けるというのはこういう理由があるのかと納得した。

だが、問題は私が就職に受かった日本で一番おおきいある業界の医療機械メーカーは
継続年数がさほど高くなく、(そんなこといってもデザイン業界からすればかなりたかい)新卒を取らない、中途採用ばかりの会社ということがわかっていたがそのときは何の気にも留めなかった。

だが現実は非常に激務であった。
朝8時半からなのに7時ぐらいには朝の会議にでないといけないし、営業なのに車を貸してもらえない。毎日電車営業の日々。
いざ納品に行くとき車を貸してもらえない。売り上げの高い人が車を使ったり、運送専門の職員を動かすことが出来る。
自分のようにたった1つ売ったぐらいではダメ。何千万円も利益を出す人ばかりのかなり有能な営業マンばかりの会社だった。

毎日始発と終電の日々。
家から会社までは電車で1時間半かかる。この通勤も毎日辛い。
しかも休みの日も呼び出される。もちろん営業成績はまったくでなく、最下位というよりもまったく売れなかった。
そういう私を見かねて、先輩達は自分が売った所の納品作業や設定作業で呼び出してくれるのはいいのだが、
営業ではなく、メンテナンス要員として働いていた。

1ヶ月休みが無かった日もザラで、働いて4ヶ月目にはもうダメだ、死にたいと思うようになってしまった。
先輩達は営業もすごい腕だし、家庭も持っていてかなり人生を謳歌している。
それにくらべ自分はなんなのだ・・・この会社で仕事をできる人間的スキルを持っていない・・・
もう辞めようと思った。

こんな給料のいい会社で働けて幸せだと思ったが、もう体が持たない。精神的にも耐えられなくなってた。

メーカーから医療事務に転職した理由

そんな中で、仕事の時間が決められていて、休みを休める企業を探していたときに見つけたのが病院での事務員に転職という選択肢だった。
営業はもう無理。できるのは事務か・・・でも事務はみんなが働きたいと思っているので非常に狭い門だということはわかっていた。
今の仕事(事務)を選んだのは、仕事ではなく給料ではなく、休み、自分の時間が重要だと感じだからです。

今の仕事を見つけたのは、新聞の折り込みチラシ。
もちろん営業の仕事に在籍中に新聞に挟まってたのをみて見つけた。
これに応募するのだが、面接に行く時間さえ無い。もう辞めることは決めていたのに・・・
すると、今の病院の面接の担当者が、仕事が終わってから面接にきていいよと言ってくれるのだ。
結局夜の10時半、22時半ごろの面接となった。

こんな時間に面接に応じてくれる会社なんてほかに無いだろう!!!って思いました。
もちろん面接の結果は合格。
その後3年以上経つが現在の病院で働いています。
縁と言う以上ほかに無い。

もちろん営業も辛かったけれども今の仕事も辛い。
不条理なことで怒られるし、同僚にも気があわないのも大勢いる。悪口を言われたりへんな噂をされたりもする。嫌われたりもする。
でも辛さを先輩に相談できるし、同僚もいる。(ただ先輩に相談すると、そんなことで悩んでいるのかどうせ辞めれないだろうとバカにされます)

病院の事務、医療事務では残業、当直と勤務時間は長く、給料が安いですが
通勤時間は40分と近いし、休みもちゃんと取れる。
働いている人が賢くなくても、労働者の権利が守られているという、工場のような職場です。

まとめ。給料がいい仕事というのは責任が重く忙しく、賢くて幸せな人しか働く事が出来ないという結論に達した

給料がいい仕事というのは責任が重くて忙しい。
給料がいいというのは会社がすごく儲かっている必要がある。儲かるというのは、世の中のニーズに答えられ必要とされていること。
賢い大人が世間のために作る商品というのは絶対売れる必要があるし、営業は売る必要がある。

さらに、賢い営業マンやメーカーで働く人というのは、時間の使い方がうまい。
その一言に尽きる。毎日仕事では分刻みの仕事でも自分のスケジュール管理をして、家庭を持っている。

私はそこまで賢くないのでそのような人生をおくることが出来ない。
自分の背の丈にあった仕事をしなければ、続かないというのが本当に身にしみてわかる数年でした。
結局転職を繰り返したため収入は、ずっと働いている人よりかはすごく少ない。
でも、頭を打たなければわからない正確なので
今までの費やしてきた時間というのは無駄ではない。

無駄だと思ったらもう働けない。

自分がダメな人間とわかっていても、一生自分と付き合うのは自分。
これからも生きていくのみです。

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